«  2018年1月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

« 無痛治療その2 | メイン | "かむ"ということ »

2012年3月13日

治療したセラミックが欠けてしまうことがあります。
理由は様々で、食べ物に起因する原因が1番多いかと思います。
カニの甲羅や貝殻、種、石などが口に入り「あっ!」と思った時には歯が欠けてしまうことがあります。自分の歯でも欠けますけどね。

入れて直ぐに欠けたのであれば、咬み合わせかもしれません。
歯ぎしりを寝ている間に行っていると、欠けてしまうこともあります。

セラミック・クラウンは普通、修理は出来ません。
お皿やコップなど食器と同じで、割れてしまったら接着剤で留めても完全には治りません。
修理したところが直ぐに取れてしまいます。

1歯ならまだしもブリッジで数本や、場合によっては14歯が繋がっていることがあります。長年使用してきて、1歯だけ欠けたらどうしますか?しかも前歯。
通常であれば、全て外して1からやり直しですが、特殊な処理を行うと修復できるケースもあります。

口腔内に残ったセラミックと、新たにラミネートべニアのように作ったセラミックをくっつける方法です。下地処理が重要になります。
全てのケースで可能ではありませんが、修理可能であれば全く遜色なく治すことが出来ます。

1本の破折で全てをやり替えるのは勿体なくありませんか。
http://dent-implant.jp
べニア.png

Categories

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。

医師 高野仁男
http://dent-implant.jp/
医師 高野仁男

【経歴】
東京医科歯科大学医学部大学院修了
東京医科歯科大学医学博士第1294号
横浜市立大学医学部口腔外科学講座
済生会横浜市南部病院歯科口腔外科
健康食品管理士

【関連学会】
日本口腔外科学会
日本形成外科学会
日本再生医療学会
Dental Practice-Based Research Network
Japan Auto-Tooth Bone Bank
口腔先端応用医科学研究会
健康食品管理士認定協会

【所属学会】
日本口腔外科学会
日本形成外科学会
日本再生医療学会
日本口腔腫瘍学会
米国インプラント学会
ヨーロッパ・インプラント学会
米国歯周病学会