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術前検査の重要性など

術前検査の重要性1手術の前には術前検査は必ず必要です。歯科的な物は無論のこと血液検査はとても重要な情報を提供してくれます。

血液検査や点滴などは手術には最低限必要です。もしもの場合に準備していないと突然のでき事に対応できなく、重篤な結果を招きかねない危険性があります。

ちょっと近所に出かけるように気楽に手術しに来られる方もいますが、どんな小さな手術でも手術は手術です。多かれ少なかれ傷を作り、それをしっかりと直さなくてはなりません。

術前に血液検査を行わない歯科医院ではインプラントなどの手術を行うと、あなたの知らない病気で全てが台無しになるかもしれません。

血液検査では様々な身体の状態が分かります。症状が無いから安心ではありません。術前検査では、問診は非常に大切な情報になりますので80項目の質問があります。

今までに来院して術前検査をしてみると、血液検査で血糖値が400を超えていた方や重篤な脂質異常、急性白血病、貧血、腎・肝疾患などや患者自身が認識していなかった感染症などが発見された事がありました。知らないで手術すると、それがきっかけで疾患が悪化することや、治癒が遅れるなどして結局はあなたの寿命を縮めるかもしれません。

知ることにより手術は延期になるかもしれませんが、体調を整えて安定してからでも遅くはありません。

透析しながらや、心臓の手術をしてから再度仕切りなおして挑まれて問題無く経過を過ごされている方もおります。また、血液検査から栄養状態なども分かり、栄養療法や食事療法が手術の予後を左右するのはもちろんのこと、皆さん気になる体重管理にも一役かっています。

術前検査の重要性2手術中はいつ何時出血するか分かりません。術者は経験が豊富でも手術を受ける人々皆が同じ解剖学的形態や病態ではありません。切ったり削ったりすると突然出血する可能性もあります。

局所的な止血は無論のこと、輸液など点滴からの処置が必要とする局面もあります。感染症や痛みのコントロールに対してもとても効果的であります。

手術手技や成功率など上面だけで議論するのではなく、そこに身体あるという背景も非常に重要であることを認識しておいてください。


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