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2012年6月 9日

LUMINEERS2

近年、米国では審美歯科治療の選択肢としてラミネートべニアと同様にルミネアーズと言う方法があります。
○麻酔を刺さない。
○削らない。
○痛くない。
と歯科に通う上で3大苦痛を出来るだけ回避する手段として、ルミネアーズはあります。

先日米国で行われたDenMat社のセミナーで、講師として参加されていたカリフォルニア州サンタマリアで開業されているDr. Ouelletに直接、多くの質問をさせて頂く機会がありました。
審美治療を行う際には、ルミネアーズはラミネートべニアと同じであると考えていましたが違いました。
根本的に治療概念が違うものだと感じました。
一般的に審美歯科ですとセラミック・クラウンやラミネートべニア、ダイレクトボンディングが治療方法の選択枝であるのですが、べニアとダイレクトボンディングの間を埋める上でルミネアーズのコンセプトは不可避であると感じました。

あえてルミネアーズ・コンセプトと言わせていただくのはルミネアーズが世に出た2000年頃には0.3mm以下の薄さに出来るセラミックが強度的に無かったのですが、最近は匹敵する審美性と強度を持ち合わせる材料が他社からも出てきております。
それにともないルミネアーズもバージョンアップしてルミネアーズ2となり強度と透明感が格段に上がりました。

しかしながら、どんなに良い材料が出てきても、このルミネアーズ・コンセプトを理解していないと同じ様な治療は出来ません。
出来るだけ削らず、痛くない治療をする上で必須の知識と技術になります。
ハードスケジュールでしたが、気さくにさまざまな質問に答えてくださったDr. Ouelletに会えたことはとても有益でした。
http://dent-implant.jp
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