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2009年4月 5日

【インプラント】自分の歯のようなしっかりした噛み心地を実現

インプラント

従来の「入れ歯」や「ブリッジ」、「差し歯」などに代わる治療法として開発されたのがインプラントです。骨にチタンやジルコニアでできた人工の歯根を埋め込み、その上に歯冠や義歯をつける治療方法になります。

審美的に自然な見た目なのと、機能的に自分の歯のようにしっかり噛めるのが大きなメリットです。「入れ歯」や「ブリッジ」のような違和感がなく、長期的に安定感があることも人気の理由です。「ブリッジ」のように、隣の歯を傷つける必要もありません。

このページではインプラント治療についてご紹介します。

はじめての方でも、安心できるインプラント治療を【治療実績1500症例以上】

インプラント実績治療に先立って治療方針について十分に説明を行い、必要な検査などを行った上で治療方法を選択していただき、治療計画を立てた後、治療に入らせていただきます。

インプラント手術では、基本的に静脈内鎮静を行い、手術中はリラックスした状態で受けていただくことができます。

また、手術は全顎的な大きな手術も基本的に1日ですべて終わることができます。インプラントを入れる骨が無くて治療をあきらめていた方も、ぜひご相談ください。

1500症例を超えるインプラント治療実績を活かして、患者さんひとりひとりに合わせたインプラント治療を行わせていただきます。

さまざまな治療法の中から、患者さんにベストな治療法をご提案

インプラント即日に仮歯を入れる事のできる即時加重、少ない本数で即日に噛めることができるAll-on-4や、より少ない本数で治療できるインプラント義歯、大きな骨造成の必要な治療など、通常の歯科医院では対応できない様な世界最先端の材料を使用した治療方法にも対応しております。

患者さんとじっくり話し合いながら、ベストな治療法をご提案させていただくこと。それも大切にしている治療方針のひとつです。

手術の腕だけでなく、材料にもこだわり抜きます。

患者さんの大切な身体に対して、外科手術を行うのですから、日々、手術の腕を磨くのはもちろんのこと。患者さんの身体の一部となる材料を選び抜くことにより、機能性や審美性はもとより安定性を視野に入れた治療を行わせていただきます。

インプラントシステム
世界的に販売しており、文献的にも信頼のおけるシステムのみを使用しております。
Astra Tech社
アストラテックシステム
前歯など審美領域で主に使用しております。長期的安定性には定評があります。
Biomet 3i社
歯周炎にも強く世界でも最も進んだシステムの1つです。骨が柔らかい症例などに使用しております。
サーテイン プリベール
世界で最も歴史と信頼のできるインプラントだけを使用しております。
Nobel Biocare社
即時負荷を行うなど困難な症例に主に使用しております。
ブローネンマルクシステム
ノーベルリプレイス
ノーベルアクティブ
Z-System社
通常のインプラントはチタンでできていますが、全てジルコニア・セラミックスでできております。骨結合にも問題無く次世代のインプラントと言われております。金属にアレルギーのある方や抵抗のある方に使用しております。

骨が薄い時などに使用する人工骨などは、全て人工材料と自家骨を使用しております。他家骨は特殊なケースを除いて使用しておりません。自身の血液から血小板や創傷治癒因子を分離して使用しております。さらに必要な場合は人工の治癒因子を併用します。

自家骨は口の中や足、腰など欠損など必要な量に応じて採取部位を、患者さんと相談して決めております。

チタンでも、アレルギーの可能性はあります。【ジルコニア・インプラント】

ジルコニア一般にチタン製のインプラント治療は、生体親和性が高くアレルギーも起こらないため安心だと言われています。ですが、まれにチタンでも金属アレルギーが出る方がいらっしゃいます。

それは、チタンは空気に触れるとすぐに酸化皮膜で形成されることに原因があります。そのため、酸化被膜を除去してからインプラントを使おうとする動きが出てきており、チタン以外のインプラントも選択肢の一つです。

ジルコニアはチタンより生体親和性が高いとも言われている金属で、ジルコニアの歯冠や支台は非常に良好な歯肉粘膜を維持できることが知られています。チタン製のインプラントに不安のある方はご相談ください。

ガイド手術

ガイド手術は、ソフトウェアを利用することでインプラントの治療計画シミュレーションから手術までの一連のインプラント治療を、より安全で正確にサポートし、予知性・安全性を更に向上させる画期的なシステムです。
患者様の解剖学的構造と補綴形態を組み合わせ、インプラント支台の補綴ソリューションを確実に実現させます。
インプラントガイド

骨量と骨質、重要な解剖学的構造、そして補綴形態といった様々な要因に基づき、適したインプラントの埋入位置とアバットメントのタイプを決定できます。
インプラントガイド

インプラントの治療の流れ

現状の把握
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CT・レントゲン診査
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解剖学的所見
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現在状況
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口腔内診査
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健康診断
血液検査やアレルギー検査、遺伝子診断など
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体調管理
必要に応じて基礎疾患のコントロールや栄養管理など手術の予後に関わる医学的処置を行います。
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歯周処置
まずは口腔内の状態を改善するために、歯周処置を行います。
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手術
十分に準備された状態で、静脈鎮静を併用しながら無痛状態で手術を行います。
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術後管理
3~8か月間の待機期間中に引き続き、体調管理や歯周治療、補綴処置などを行います。
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補綴処置
インプラントと骨が結合したら、印象を行い土台となるアバットメントを入れて、冠の準備を行います。まずは仮歯で形や大きさ、噛み合わせ機能などの様子をみてから問題なければセラミックなどの冠を入れて完成です。
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メンテナンス期間
しっかりと長く良い状態を維持するためにもメンテナンスは非常に重要です。歯周組織と補綴物の管理と全身状態や栄養状態などを把握をしながらメンテナンスを行っていきます。

5年ほど前より、残念ながらインプラントのトラブルの相談が増えてきております。他医院での再治療や治療の中止などでお困りの方へ、最善の結果へ導くためのお手伝いもしております。おひとりで悩まず、まずはご相談ください。

糖尿病など全身疾患を患っていらっしゃる方へ

インプラントインプラント治療をはじめ歯周病などは口腔内の状態で予後が左右します。感染やその他のリスクを総合的に評価しながら、末永く健康を維持できるように十分なケアをおこなっていきます。安易に知らずに治療を行って、後悔してはしきれません。

また、糖尿病などのリスクが高い方は術前に栄養・運動指導を含めた健康管理をおこなってからインプラント治療を行っております。

危険リスクは調べれば分かります。放置すればいずれ重篤な疾患を発症する可能性も少しでも減らすことが必要です。そのためにも確りとした検査と術後のケアを行うことにより、長期的に心身の健康が維持することができます。


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