糖質制限と高タンパク質と心血管疾患
体重制限、いわゆるダイエットやインシュリン抵抗性を目的とした糖質制限や高タンパク質の長期にわたる食事が心血管疾患を増加させるとイギリスの医学雑誌に報告されました。
"Low carbohydrate-high protein diet and incidence of cardiovascular diseases in Swedish women: prospective cohort study"
BMJ2012;344:e4026
低炭水化物―高タンパク質食を長期に行うと心血管疾患や癌を増加させるとの報告は以前からありました。
これは43,396人のスウェーデン人女性を平均15.7年間追跡した研究と規模も大きく心血管疾患との関連を裏付ける新たなものです。
基本的には現代人は必要以上に糖分過多な傾向がありますので、糖質は制限しないといけません。
この研究報告のような心疾患や脳卒中などのリスクとは短期的には糖質制限と高タンパク質食には関連性は認められておりませんので、何事もやりすぎは禁物とのことですね。
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